25歳で緑内障診断された私の治療と視野検査と日常のブログ

緑内障治療中の私が、検査、眼圧、治療薬の経過をレポートして、早期発見早期治療をお勧めします。

緑内障を8年放置した私の眼圧と視野と目薬治療の履歴

緑内障って怖い病気ということは皆さんご存知だとおもうんですが、

どのくらい怖いのか?

実際に日常生活への影響ってあるのか?

 

等気になることは多いと思います。

 

今回は私の緑内障の現状についてシェアします。

そこから如何に緑内障がゆっくりと進むのか?

ということを感じ取って頂ければと思います。

眼圧の履歴と目薬の記録

 

まず2018年5月時点の眼圧についてですが、

左右ともに10−12です。

かなり低く押さえることが出来ています。

 

念のため眼圧というのは、緑内障の原因の一つとも言われる目の中の圧力です。

現在緑内障への対症療法としてエビデンスが確認されている唯一の

指標ではないでしょうか?

 

※眼圧は唯一の指標ではなくなるかもしれません。以下参照ください。

greeneye.hatenablog.com

 

ちなみに覚えている範囲で、

私の眼科受診の歴史を振り返りますね。

 

ここから緑内障の怖さが伝わればと思います!

 

17歳:眼圧が左右ともに16−17でした。

このときは正常眼圧で緑内障かもしれないし、

そうではないかもしれないという内容。

特に治療せずに放置 その結果緑内障進行(以下を参照ください)

視野検査の結果:左目の上部にうっすらと輪郭のように見えない部分が存在

→失明宣告が怖くて、その後検査を受けない状態に・・・。

greeneye.hatenablog.com

 

 

25歳:久しぶりに眼科で緑内障検診して、眼圧15−17でした。

特に問題ないですが、緑内障と診断され、眼圧を下げる治療を始めました。

視野検査の結果:左目の上部に見えない部分が!明らかに見えていないという結果でショック!

目薬:トラバタンズを両目

感想:うーん、ついに始まったか目薬治療・・・。

眼科でもらったサプリのサンプル1週間飲んだけど、続けられるかな・・・。

サンテ ルタックス20 30粒×3個

 

26歳:当時の目薬では眼圧は15−17だが、左目視野の縮小が止まらず目薬を追加。

目薬:トラバタンズ(両目) エイゾプト(左目)

感想:ヤバい・・・。視野欠損が止まらない。

目薬もなんか増えた・・・。

エイゾプトは白濁しているので、さすと顔を洗わないと、

白い粉がまつげに・・・。不便だなぁ・・・。 

 

27歳:目薬を追加して視野が安定してきているが、左目が視野狭窄進行。

   眼圧13-15

目薬:デュオトラバ(両目) エイゾプト(左目)

※デュオトラバはトラバタンズ(トラボプロスト)にチモロールという眼圧低下では長い歴史のある目薬の成分を追加したもの。一度さすだけで2つの成分を点眼できる。

感想:左目大丈夫かなぁ・・・。そろそろまたサプリを飲み始めるか・・。 

サンテ ルタックス20 30粒×3個

 

28歳:さらに目薬を追加。眼圧が13程度に。

残念ながら二種類でもうまいこと視野の欠損はやや収まったが、

眼圧をさらに下げるために、目薬が三種類に。

目薬:デュオトラバ(両目) エイゾプト(左目)アイファガン(左目)

感想:サプリきいてきたか?とはいえ、

現状維持をなんとしてもめざさないとなぁ・・・。 

 

29歳: 目薬の効果で眼圧が10−12に落ち着き、視野検査の結果も落ち着き始める

目薬:デュオトラバ(両目) エイゾプト(左目)アイファガン(左目)

現在にいたるまでは以上の3種類の目薬を毎日さしています。

感想:ようやく落ち着いたか。。。

現状維持のためサプリメントは続けていこう・・・。

目薬もさす習慣が完全についたぜ。

現在緑内障によって失われている視野ー右目(2017年4月)

そんな私が緑内障で失っている視野について、視野検査の結果画像を見ながらシェアしますね。まずは比較的進行が抑えられている右目です。私の生命線はこの右目なのでなんとしても大事にしたい!そんな私の右目の視野検査の結果がこちらです。

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右目の視野検査結果。悪いとはいえ比較的見えている。大事にしたい。

画像右上の白っぽい丸に十時のXY軸があるのが、視野検査の結果です。黒い部分が見えていないということになります。右目で中心より右に黒い部分がありますが、底は誰しもがある「盲点」ナノで底まで問題ではありません。

 

ただし画像下部中央の十字には、黒い■がいくつかあると思います。中心付近が普通の人より見え辛くなっていることが解ります。

 

この右目はまだ良い方です。

 

現在緑内障によって失われている視野ー左目(2017年4月)

問題の左目の視野が以下の通りです。左目は17歳の検査時点で上の方にうっすら見えない部分があり、もとから緑内障の気配が強かった目です。

 

実際この目のせいで視野がかけているということを意識させられます。またこの進行具合を見ると、あと数十年後には左目は失明してしまうのかなぁと不安になる時もあります。 

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左目の検査結果。上半分が見えていないのがお分かり頂けるだろうか


ただし、ここまで上半分が見えていなくても日常では両目による補完が働き、あまり緑内障であることは意識させられない。ただし確実に緑内障は視野を奪っており、緑内障が怖いのはこの一点、気づき難い所だ。

 

最後に 

逆に気づいていれば怖い病気ではない慢性的な緑内障であれば眼圧のコントロールでただでさえ遅い進行をさらに緩めることは出来る。

 

とにかく少しでもおかしいな?と感じたら眼科で「緑内障の検査」をお願いしてほしい。

それが緑内障による失明者を減らす第一歩だと信じています。 

次回いこうは私の緑内障の原因と思われること、さらに最新の視野検査の結果、気をつけていること等をシェアしていきます。

大切な目、3000円程度で検査できますので、年に一度は眼科で検診を受けましょう。