25歳で緑内障診断された私の治療と視野検査と日常のブログ

緑内障治療中の私が、検査、眼圧、治療薬の経過をレポートして、早期発見早期治療をお勧めします。

視野だけじゃない!緑内障で失ったもの得たもの

緑内障・・・放置すると視野が狭くなり日常生活に支障をきたす、

恐ろしく静かに進行する病気。

そんな緑内障にかかって、8年放置した結果、

左目の半分の視野を失った私が

人生で諦めたこと、

出来たこと、

を正直に書きます。

 

この記事によって緑内障の方へは、ある意味勇気をもってもらいたいですし、

今現在緑内障でない方は、定期的な検診で

緑内障が進行する前に一度診断を受けてもらいたいです。

緑内障にかかって諦めたこと

 

まずはネガティブなほうから。

 

緑内障は何度も言いますけど視野(見える範囲)が狭まり、

最悪進行すると失明する病気です。

 

そんな私が自力で諦めたこともあれば、

そもそも緑内障で門前払いをされたこともあります。

 

1)自動車の運転を諦めた

まず、第一に自動車の運転は諦めました。

ある程度両目で視野は確保されているとはいえ、

通常の人より視野が狭いのは事実。

 

運転を続けていく自信がなくなりました

幸い自動車が必須な地域でもないため、

すっぱりと自動車の運転は諦めました。

車も手放しました。

ただし運転免許は身分証明書代わりに更新は続けています。

 

視野がかけていても、片目失明でも免許の更新は可能なようです。

ただし片目失明の場合は別途視野検査があるとのこと。

 

よかったことは、自動車にかかる経費が浮いたこと、

悪かったことは特になしです。

余談ですが、駐車場や保険、税金を考えるとタクシーの方が安いかも?

 

2)生命保険への新規加入を諦めた

新規に生命保険に入ろうと思ったのですが、

生命保険の告知事項に「緑内障」があり、

それを告知すると健康体であれば受けられる割引が受けられない

ので諦めました。

 

あくまで「割引」がうけられないのであり、加入自体は出来ます。

 

ただ私はその割引が目当てで問い合わせをしたので、加入しませんでした。

 

生命保険の担当者は「だまってれば・・・ごにょにょ・・・

仮に入院したとして、緑内障と関係ない疾患ならごにょごにょ・・・」

と加入させるために色々言ってきたのですが、

面倒くさいので辞めました。

 

また診断前に入っていた既存の生命保険があるので、

それで良しとしました。

 

緑内障でも出来たこと

次は緑内障でもこんなこと出来ました!って言うのをシェアしますね!

1)緑内障でも転職出来た

緑内障でも転職できました。

まあ転職の面接において緑内障かは問題にならないんですけど、

一番ドキドキしたのが内定後の健康診断ですね。

 

緑内障」といったら内定取り消しになるんじゃないか・・・

とかネガティブな感情に支配されて、自分が「緑内障」であるこ

とを恨めしく思ったことはありません。

 

結局健康診断で、正直に緑内障は申告しました。

緑内障であることを申告して内定取り消しになる企業なら、

それまでだ!と思いました。

 

結果内定取り消しもなく、無事に入社することが出来ました。

 

2)緑内障でも結婚できた

緑内障でも結婚できました!

いやー感謝です。

まあこの辺はみなさんあんまし興味ないと思いますので割愛します。次!

 

3)緑内障でも住宅ローン は組めた

緑内障と住宅ローン、一見なんの関係もなさそうですが、

実はあります。ご存知の方も多いかと思いますが、

住宅ローンをくむときには、ほとんどの場合、「

団体信用生命保険」という保険に加入します。

 

団体信用生命保険は、万が一のことがあった場合、

この保険から住宅ローンの残額が支払われるというもので、

ローンを組む際には必須になります。

 

ここでも例によって告知事項に「緑内障」の文字が・・・。

 

正直ビビリながら銀行の担当者に「私緑内障なんですが・・・」と告げて、申告書にも緑内障であることを申告しました。

 

緑内障と住宅ローン、団体信用生命保険について、

詳しくは以下リンク先記事参照ください!

 

greeneye.hatenablog.com

 

 

いったいどこまで「緑内障」は私を困らせるんだ・・・

とハラハラしながら審査を待ちましたが、

無事に保険の審査を通過して、ローンを組むことが出来ました。

 

住宅ローン(新規)

 

緑内障は人生の節目につきまとう

一つだけコレから検査を受けようとしている方、

もし生命保険を検討しているならば、

診断前に加入しておいた方がよいですよ!

 

私は人生の節目(転職や結婚)で付いて回る緑内障ですが、

逆にその他の場面ではあまり意識する必要はありません。

なので緑内障を過度に怖がることなく生きていきます。

 

そして、いま緑内障ではない方も、定期的な検査をおすすめします。

私のように進行してからでは遅いですよ!